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2011年12月27日 (火)

聴いてるだけじゃ、音楽はつまらない~スコア・リーディング入門

私は西洋古典音楽を聴くのが好きですが、モチロン正式な音楽教育は高校一年までしか受けていません。
大学時代からクラシックギターを弾くようになったので、楽譜は少しは読めますが、それ以上の知識は自助努力で知っているだけでした。
ですから、クラシック音楽をより楽しむためには今回紹介するような本は大変ありがたい。

池辺晋一郎著:オーケストラの読みかた~スコア・リーディング入門
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池辺さん、私レベルの駄洒落を言ってるだけじゃなくて、いい本を出しています。さすが、TVで慣れているだけあって、明快な解説。適度な脱線の感覚もTVさながら。
スコア(総譜)・リーディングの本で、入門者、初心者にも分かりやすく、とても読みやすい本です。

第1部「スコアのかたち」は、楽器の特徴や楽器の配置、オーケストラ編成など、生の演奏会を聴きに行くときに知っておくとよりいっそう楽しめることが、ポイントを押さえて書かれてます。
私でもほとんどは知っていることですが、整理されたかたちで頭に入ります。

第2部「スコアを楽しむために」では、音部記号についてとか、イングリッシュホルンやピッコロのような移調楽器について書かれてます。

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今更ながら驚いたのは、楽譜って特に"移調"楽器は実際に出る音で書かれているわけではないのですね。これでは"胃腸"が悪くなる・・・

しかし、プロコフィエフのように、一般的には移調楽器とされている楽器のための楽譜も全て実音で表記する作曲家もあるというので、ヤヤコシヤ・・・

第3部「スコアを読んでみよう」の「スコアをタテに読んでみよう」、「オーケストラの色彩を味わおう」などは、大変勉強になります。

これはストラヴィンスキーの「春の祭典」の総譜の一部ですが、なんと32段!
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指揮者という人種は、総譜を見ただけで、頭の中ですべての音を構築することが出来るんでしょうね。移調楽器が実際に出す音まで! まったくもって信じられん!

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コメント

音楽は大好きで何十年です。生の演奏には極めて恵まれない環境で生活しています。

この本、面白そうですね。もっとゆっくりした時間が持てるようになったら、読んでみたいと思います。


spa 温泉さん。

コメントありがとうございます。

専門的な用語も出てきますが、初心者でも分りやすく書かれています。
スコアリーディングには楽譜が必要ですが、これは次の日記で紹介します。

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