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2011年12月14日 (水)

小林将 第7回ヴァイオリン・リサイタル

小林将 第7回ヴァイオリン・リサイタル
 -リスト生誕200周年に寄せて-

日時:2011年12月13日(火) 開演:18:30 終演:20:20
会場:千駄ヶ谷 津田ホール(津田塾大学)
演奏:小林将(ヴァイオリン)
    赤松林太郎(ピアノ)
曲目:
 ①カール・ゴルトマルク/組曲(ヴァイオリンとピアノのための) Op.11
 ②リスト/レメーニの結婚式のための祝婚曲 S.129
   ~ 休憩 ~
 ③リスト/二重奏曲(ソナタ) S.127
 ④リスト/協奏的大二重奏曲 S.128
 ※アンコール  サラ・サーテ/チゴイネルワイゼン
           マスネ/「タイス」の瞑想曲

Photo

今年はリスト生誕200年。それを記念したリサイタルですが、演奏するのはピアニストではなくヴァイオリニスト。かつゴルトマルクというあまり知られていない作曲家の作品を取り上げている、意欲的なリサイタル。すべて初聴の曲。

実はこの演奏会のチケットは、従姉妹が行けなくなったので私が代わりに聴きに行ったのですが、驚いたことに小林将氏の幼馴染みが私のマイミク(SNSのmixi上での友人)さんだったというおまけ付き。私がmixiカレンダーにこの演奏会の予定を書き入れたので偶然に見つけてくれたのです。おかげで以前からお会いしたかったマイミクさんにも会場で会うことが出来ました。

①カール・ゴルトマルク/組曲

ハンガリー出身のユダヤ人作曲家。名前も知らなかった作曲家です。ヴァイオリン協奏曲第1番が有名だそうですが、その他の作品はほとんど演奏されていません。この曲は1869年の作曲で5楽章構成。いわゆる「駄作」かもしれませんが、意外に濃密なロマンの香り漂う曲。荘厳な雰囲気の第2楽章と、ピアノとの掛け合いが楽しい第3楽章が聴き所。

②リスト/レメーニの結婚式のための祝婚曲

祝婚曲ですが、華やかというよりも荘厳な感じがする曲です。

③リスト/二重奏曲(ソナタ)

リストのヴァイオリンとピアノのための作品は非常に少なく、かつ編曲が多いのですが、リストの時代には編曲が一般的だったそうです。この曲はショパンのマズルカ第2番(あまり有名ではない曲)の主題を用いた4楽章からなるヴァイオリン・ソナタ。第2楽章はマズルカ第2番ですが他の楽章はリストの創作。

④リスト/協奏的大二重奏曲

これもフランスの作曲家ラフォンの「ロマンス(水夫)」のテーマを使用。ピアノとヴァイオリンが華麗に活躍します。

リストということで、ヴァイオリンよりもピアノのほうが華麗な部分が多かったかなあ。小林将氏は精力的に艶やかに奏でていました。赤松氏もダイナミックでよかったですね。

アンコールは御馴染みのチゴイネルワイゼンとタイスの瞑想曲。かなりお疲れのようでしたが、やはり弾き慣れた曲では水を得た魚のようでした。

珍しい曲が聴け、気鋭の演奏家さんたち(会場でピアニストの田中良茂氏にも)に出会えたし、マイミクさんにもお会いできたし、大収穫の演奏会でした。

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