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2011年12月 8日 (木)

トリは悲愴か新世界か~キエフ国立フィルハーモニー交響楽団

一昨日(12/6)、キエフ国立フィルハーモニー交響楽団の演奏会を聴きました。

Photo_2

日時:2011年12月6日(火) 開演:19:00 終演:21:07
会場:武蔵野市民文化会館 大ホール
演奏:キエフ国立フィルハーモニー交響楽団
    National Philharmonic Society of Ukraine Kiev
指揮:ニコライ・ジャジューラ
曲目:
  ①ドヴォルザーク/交響曲第9番 ホ短調 Op.95 「新世界より」
    ~ 休憩 ~
  ②チャイコフスキー/交響曲第6番 ロ短調 Op.74 「悲愴」
  ※アンコール
    チャイコフスキー/「くるみ割り人形」~花のワルツ

武蔵野色フンプンのカタログを見てもお分かりのように、武蔵野の「友の会」入会キャンペーン演奏会。世界的に見れば1.2流のオケとはいえ、会員(年間1000円)になれば3000円で「悲愴」と「新世界」が聴けるなんて、ただみたいな演奏会です。
私はすでに会員ですが、時々一緒に行く妻も会員になってしまいました。

Q:キエフは旧ソ連ですが、現在はどの国なのかお分かりでしょうか?
 
A:世界で一番根暗な国、ウクライナです。うっ、暗いな・・・
 ちなみに世界で一番お気楽な国はクロアチア。苦労あっちや・・・

キエフ国立フィルのような旧共産圏のオケを聴く機会はあまりないので、わくわくして出かけました。
ところで、「悲愴」と「新世界」を一回の演奏会で聴けるということは滅多にありません。食事に例えると、前菜なしに突然分厚いポークソテーを食べた後に200gのビーフステーキを食べるようなものだからです。
「悲愴」も「新世界」もそれぞれ演奏会のトリが取れる曲。さて、どちらがトリなのか興味がありましたが、やはり曲の重みから言えば「悲愴」がトリをとるのは当然でしょう。しかし終演後は気分が沈みます。

①ドヴォルザーク/交響曲第9番 「新世界より」

集中できない演奏でした。というのは隣のオバサン(妻ではありません)が演奏が始まるや否や居眠りをはじめ、あろうことか鼾をかきはじめました。楽章の区切り目で肘でちょっと小突きましたが、効果なし。
おかげで楽員の観察が出来ました。女性が多い楽団です。弦パートのトップこそ男性ですが、ヴァイオリン、ヴィオラは28名中21名が女性。チェロも7名中5名。ベースはいませんでした。管は少なく、オーボエ、フルート、ホルン各1名。アンコールでのハープが1名。東洋人と思しき男性3名、女性1名。私好みの女性10名(うち1名は一人だけ膝上のスカート姿。膝上とは珍しい)。肥満女性3名といったところでしょうか。
イングリッシュ・ホルンがいい音出していました。

休憩中に、鼾オバサンの隣のオバサンが、「居眠りするのはいいけど、鼾がうるさいわよ」と注意していました。私ならとても言えません。wobbly

②チャイコフスキー/交響曲第6番 ロ短調 Op.74 「悲愴」

中尉が聴いたのか・・・注意が効いたのか、鼾オバサンは最初のうちはおとなしかったですが、最終楽章でまた鼾が。消え入るように終わるエンディングで鼾はいけません。興ざめでした。

演奏のほうは「新世界」よりは「悲愴」のほうがメリハリが効いた演奏でした。弦も思ったよりはいい出来で、トロンボーンがミスりましたが金管の迫力は日本のオケとは違います。

鼾を聴きに行ったようなものでしたが、最近は室内楽ばかり聴いていたので、フルオーケストラの音が堪能できました。

ちなみにキエフ国立フィルは、ギトリス爺や川畠成道(なんとメン・チャイを一夜で弾く)との競演もあったようです。
こちらも聴いてみたかったですね。最近BSでギトリス爺とアルゲリッチの競演を聴きましたが、やりたい放題でした。happy01

 

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