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2012年1月10日 (火)

クワティーとの長い付き合い

おまじないのようなタイトルですが、パソコンを使っている皆様はすぐわかったでしょう。
キーボードのアルファベット配列の上段左側からの文字配列です。
QWERTY="クワティー"と読むそうです。

今のQwerty配列はもともとタイプライタが作られた時(1873年)に採用された配列が元になっている、ということは皆さんご存知でしょう。
私は高校の頃からタイプライターを(時々)使っていましたので、QWERTYとの付き合いはもう45年以上になります。長い付き合いです。これからも付き合うでしょう。

なぜQWERTY?

なぜ今のQwerty配列になったかという理由に関しては、諸説入り乱れています。
一番よく耳にするのが「タイプライターのタイプバー(印字棒)がジャムる(絡まる)のでわざと打ちにくい配列にした」という説と、「セールスマンが "TYPE WRITER" という文字を打ちやすくするため」という説です。
確かに一番上の列だけで "TYPE WRITER" と打てます。お試しください。

1890年代に入ると、タイピストの養成学校でQwerty配列のタイプライタが使われた為、Qwerty配列は市場を席巻してしまい、デファクトスタンダードとしての地位を確立しました。


不合理なQwerty配列に対抗して、1936 年にワシントン大学のドヴォラック(August Dvorak)博士が、アルファベットの出現頻度に基づき打鍵効率の向上を徹底的に追求したDSK(Dvorak Simplified Keyboard)を開発し特許を取得しました。 読みは英語式にドヴォラックですが、作曲家のドヴォルザークのいとこです。

◆ドヴォラック配列キーボード
Dvorak_2

Dvorak配列はQwerty配列よりも遙かに優れているのにも関わらず、シェアを崩せなかったことから、複雑系経済学の格好の題材になっています。これはビデオテープのβとVHSの争いとよく似ています。性能、品質の良いものが必ずしも勝ち残るわけではないという好例でしょう。

今さらQwerty配列から他のキーボードを使えと言われても嫌ですが、いつまでQwerty政権が続くのでしょうか。民主党に教えてあげたいです。

フランス語やドイツ語、更にはアラビア語などのキーボード配列はどうなっているのでしょうか。世界のキーボードを調べてみるのも面白いです。

◆ドイツ語キーボード (赤字は英語キーボードと異なる文字)
なぜかYとZが入れ替わっています。ウムラウトもあります。一昨年、ミュンヘンに行った時に、確かにこのようになっているのを確認しました。
Photo_2

45年以上もキーボードを使っているにもかかわらず、私は未だにブラインドタッチができません。大体のキーの位置は指が覚えているようですが・・・

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