格闘家? マツーエフ~N響定期Cプロ
NHK交響楽団 第1722回 定期演奏会 Cプログラム2日目
日時:2012年2月18日(土) 開演:15:00 終演:17:00
会場:NHKホール
指揮:ジャナンドレア・ノセダ
ピアノ:デニス・マツーエフ①
コンマス:篠崎史紀
曲目:
①チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番 変ロ長調 Op.23
※ソリスト・アンコール
リャードフ/音楽の玉手箱(おどけたワルツ)よりオルゴール?
impromptu(即興演奏)
~休憩~
②カセルラ/交響曲第2番ハ短調 Op.12[日本初演の2日目]
私は第一日目の会員であるが、昨日は小山実稚恵の演奏会を優先したので今日に振替。
①チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番
マツーエフは1998年のチャイコフスキー国際コンクール優勝者。図体もデカイ(190cm以上)が演奏もでかい。ピアノが可哀想になるくらい(弾くというよりは)ガンガン叩き、オケの音がかき消されるくらいの大音量。ピアノが弦打楽器ということを再認識した。しかしこのような演奏の方がチャイコに合うのかな?
ソリスト・アンコールはなんと2曲。1曲目は一転かわいらしい曲。かなり興に乗ったようで、2曲目はジャズっぽい即興演奏。いろんな面をもっているピアニストである。
②カセルラ/交響曲第2番
この作曲家、誰?と誰でも思うでしょう。指揮者のノセダはイタリア人であるが、そのイタリアの作曲家。初めて聞く名。1909年頃の作品ということで、現代曲ではないのであまり違和感がなく聴けたが、スペクタクル映画のテーマ曲のような音楽。
パイプオルガン付きの大規模、大音量の曲で演奏者も疲れたろうが、母国の作曲家ということで指揮者のノセダはかなり力が入った指揮。指揮者が一番疲れたのでは?
このような珍しい曲が聴けるのも定期演奏会ならではである。
アンコールで演奏されたリャードフのオルゴール(2:23まで)。どこかで聴いたことがあるメロディー。
« 小山実稚恵さん(のサイン)をGet | トップページ | エネルギッシュな竹澤恭子~都民芸術フェスティバル »
「音楽」カテゴリの記事
- 耳福・舌福(2016.09.23)
- 日本フィル杉並公会堂シリーズ2015-2016 第6回(2016.03.12)
- 歌劇「イル・トロヴァトーレ」(2016.02.20)
- 恐るべしSound Hound(2016.01.29)
- きよしこの夜(2015.12.24)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/581998/54017648
この記事へのトラックバック一覧です: 格闘家? マツーエフ~N響定期Cプロ:
コメント