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2012年3月28日 (水)

Oh! Noh. Know Noh. のうのうと能を観る

春休み能楽鑑賞の会
 南相馬市支援チャリティー公演
 すぎなみ文化芸術活動助成基金助成事業
 
Photo
 
日時:2012年3月28日(水) 開演:14:00 終演:15:40
会場:杉並区 セシオン杉並ホール
主催:能楽鑑賞の会・古川充
番組(曲):
 ① <大蔵流> 狂言 「捧縛」 (ぼうしばり)
  ~ 休憩 ~
 ② <観世流> 能 「橋弁慶」 (はしべんけい)
  笛、鼓、地謡(男声合唱)付き
 ※カーテンコール、アンコールなし

 
舞台の上に能舞台を設定
_

この公演は昨年の今頃の開催予定でしたが、例の大震災で中止。強い再演依頼に応えて、チャリティー公演として一年遅れで開催。

生の「能」を観るのは、確か中学校の課外授業で見て以来約50年ぶり。どうも日本の伝統芸能は食指が動きません。しかし日本人なら生を見ておかないわけにはいかないでしょう。

「春休み」と銘打っているだけあって、観客には小中学生の姿が多く見られました。小さい頃から伝統芸能を見るのは良い事ですが、やはり何を言っているのか分らないからか、上演中に失神している子が多かったような・・・
「曲」の前には粗筋の放送がありました。

① 狂言 「捧縛」

下人(次郎冠者、太郎冠者)たちが、縛られたまま酒を飲む仕草がなんとも滑稽であり、観客を爆笑に導く狂言。台詞も分りやすかったので楽しめた。なんでも人気曲(能、狂言は「曲」と呼ぶ)だそうです。

② 能 「橋弁慶」

能面を見たかったのですが、面は付けていません。
「能」では鳴り物(笛、小鼓、大鼓)と謡い(男声合唱団)が付きます。

牛若丸(後の源義経)と西塔の武蔵坊弁慶の出会いの場といえば京都の五条大橋。昔は「京の五条の橋の上・・・」と小学唱歌で歌われたほどよく知られたお話です。これを題材にした曲。

牛若丸は子方といって子供(今日は女の子)が演じますが、シテ(主役)と同じ苗字なので娘さんなのでしょう。たどたどしい台詞が可愛かった。

小学唱歌で歌われる内容と、能「橋弁慶」の内容には、ねじれ逆転現象があります。
小学唱歌の方は「義経記」によるものと思われ、千本刀を集めようと刀狩りをする荒僧・弁慶が、あと一本で千本というときに牛若に出会い、打ち負かされ、これほど強い相手ならばと家来になり、主従関係を結ぶというもの。
能「橋弁慶」は、千人辻斬りをしている悪逆無道の牛若を成敗してやろうと、弁慶が五条大橋に出かけていくという立場が違う話になっており、少し戸惑いました。実際、義経は粗暴で身勝手な行動も多かったそうで、さもありなんという話かもしれません。

今回の2曲は言葉に合わせた動きが多いのでよく理解できましたが、地謡の言葉がよく聞き取れなかったのが残念。今まで「能」や「狂言」は食わず嫌いでしたが、もう少し食わないと好きになれるかどうかは?でしょう。

今日は汎用ホールでの公演だったので、今度は本格的な能舞台で見てみたいものです。薪能がいいかなあ・・・

◆おまけ

中学校の修学旅行で、美人のバスガイドさんheart04が歌ってくれた「牛若丸」のパート英語バージョンを今でも覚えています。

karaoke京の五条の on the bridge way
big man の弁慶が
long long knife を振りあげて
牛若めがけて cutting

ご存知でしたか?

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コメント

私の住んでいる金沢は、お能の盛んなところで、能楽の施設もいくつかあり、日常的になっているようです。(私は疎くて・・・)
ぜひ金沢へおいでください。

ひでさん

金沢は好きな町のひとつです。
今まで2回しか行ったことがありませんが、今度ゆっくり訪ねてみたいと思っています。

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。

接待のマナーさん。

コメントありがとうございます。

お恥ずかしい日記ですが・・・
是非いらしてください。

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