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2012年3月 9日 (金)

これが老舗か 上野・蓮玉庵

3月8日の演奏会の前に、上野池之端の蓮玉庵(れんぎょくあん)で蕎麦を食べました。

上野の蕎麦屋といえば、池之端薮蕎麦と蓮玉庵が定番とか。

池之端薮蕎麦と同じ上野仲町通りに面したところにあります。まわりは水系のお店が多く(まあ、蕎麦屋も水系でしょうが・・・)、環境はよくありません。よくぞこのような老舗が2軒も残ったものです。

これぞ安政年間から続く老舗の蕎麦屋、という外観。
店の軒先に掲げられた蓮玉庵の看板は、明治から昭和初期に活躍した劇作家で俳人の久保田万太郎の手に成る。
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店名「蓮玉庵」の由来は、創業者の窪田八十八が不忍池一面に咲く蓮の花に感動し、蓮の葉の上に出た玉の様な蕾から名付けた、或いは、蓮の葉の上に溜まった玉の様な夜露から名付けた、と言われています。
文人墨客や風流人が愛した谷中、根津に近いことから、仲町通りには多くの文豪も訪れており、ここ蓮玉庵も、斎藤茂吉が「池之端の蓮玉庵に吾も入りつ上野公園に行く道すがら」と短歌に読んだり、森鴎外の「雁」、坪内逍遙、樋口一葉といった作品にこの店の名を見付ける事が出来ます。

古風な外観に似ず、内部は御影石を使ったモダンな造り。
Rが付いた天井や、そばちょこが飾られた壁。

メニューは多くありません。鴨せいろがなかったので、注文したのは「天せいろそば」。
P1090285

蕎麦は細めの色白でコシがあるというよりは固めの食感。ネットで調べたら、つなぎに「小麦」を使っているそうです。あまり蕎麦の香りはしません。天麩羅は揚げたてでしたが、ネタの下側のころもがベチャっとしておりこれはいただけません。

面白いのは、そば湯が大きなやかんで供されること。
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席についても「水」も「お茶」もでません。なんでも蕎麦とお茶は相性がよくないということで出さないそうですが、それなら蕎麦茶を出せばいいものを。注文すれば「水」はでてきました。

常連の客らしき人が店員さんと談笑していましたが、前回のドライブで行けなかった伊豆の「浄蓮の滝」には行きたいが、ここの「常連」にはなりたくありません。

味は個人の好みの問題でしょうが、ここが普通の町のお蕎麦屋さんなら何も言いませんが、期待して行っただけにその落差が大きすぎた蕎麦屋さんでした。

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» 蓮玉庵@上野広小路 [東京ブウブウKING|中野の番人]
「蓮玉庵(れんぎょくあん)@上野広小路」の実食レポート。 〈前回レポートの引用〉 安政6年(1859年)創業。 屋号の由来は、創業者の窪田八十八(信州出身)が不忍池を眺め、蓮の葉の上にまろぶ玉のよ...... [続きを読む]

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