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2012年6月 8日 (金)

クレジットカード番号体系

運転免許証番号に続いてクレジットカード番号体系について。

■ クレジットカード番号体系

ISO/IEC 7812で、クレジットカードの番号が制定されています。

ISO/IEC 7812で定められている番号は、
X : 1桁の主要産業識別子 (MII) と、
Y : 6桁の発行者識別番号 (IIN) 、
Z : 任意桁の個々の口座番号 および
C : 1桁のチェックサム(チェックデジット)

で構成されています。
なお、MIIはIINの一部(含まれる)です。

■ クレジットカードの桁数

カード会社によって異なります。
16桁:VISA、MasterCard、JCBなど
15桁:American Express
14桁:Diners Club

一番多い16桁の場合は
XYYY YYZZ ZZZZ ZZZC

となります。


■ 各桁の意味合い

X : 1桁の主要産業識別子 (MII)

MII値  産業
  0   ISO予約値
  1   航空
  2   航空 / その他将来発生する産業
  3   旅行・娯楽/銀行・金融
  4   銀行・金融
  5   銀行・金融
  6   運送 / 銀行・金融
  7   石油 / その他将来発生する産業
  8   ヘルスケア / 医療 / 通信 / その他将来発生する産業
  9   国毎に割り当て可能

日本で流通している有名カードの場合
3から始まるカード:
  JCBカード、アメックスカード、ダイナースクラブカード(日本)
4から始まるカード:
  VISAカード
5から始まるカード:
  MASTERCARD(マスターカード)
となります。


Y : 6桁の発行者識別番号 (IIN:Issuer Identifier Number)

MIIを含む最初の6桁の数値が発行者識別番号。
米国銀行協会 (ABA) でIINを登録します。

アメックスカードは、34または37から始まる番号、
JCBカードは、3528から3589まで、ということが知られています。


Z : 任意桁の個々の口座番号

口座番号はカード発行者毎に任意に決めているようです。
あるカード発行者は、会員種別(通常、ゴールドなど)、家族会員区分、発行回数などと意味づけしているようですが、詳細は不明。


C : 1桁のチェックサム(チェックデジット)

Luhnアルゴリズムで計算されます。
Luhnアルゴリズムは、チェックディジットを含む数が正しいかどうかを検証します。
① 右端のチェックディジットを1番目として、偶数番目の桁を2倍します。
② 2倍にしていない奇数桁も含め、各数字の総和を求めます(2倍にした桁が2桁になった場合は、それぞれを別々の数字として加算する)。
③ この総和の下1桁が0なら(10で割り切れる場合)正しく、そうでない場合は正しくない。

皆さんのクレジットカード番号でお試しください。
でたらめなカード番号の場合は、この方法で見破ることが出来ます。


■ カード・セキュリティ・コード

最近のクレジットカードの裏面には、セキュリティコード(3桁が多い)が印字されています。

Card2

カード・セキュリティ・コードは、オンライン処理時にカード不正使用を防ぐための補足的なセキュリティ対策として提供されています。

クレジットカードの磁気データには、クレジットカード番号、有効期限、クレジットカード所有者名など、決済時に必要となる情報がすべて含まれています。 スキミングの被害に遭うと、クレジットカードそのものが無くても、それらの磁気データの情報のみで決済されてしまいます。

セキュリティコードとは、クレジットカードの磁気データには含まれていない、クレジットカードの券面のみに印字されている番号。この番号はスキミングでは得る事のできない情報です。

ネットショッピングなどで、不正取得されたクレジットカード番号での決済を受け付けない為にも、決済時にこのセキュリティコードの入力を求めることが、最も有効な不正利用対策となりますので、ショッピングサイトでは必ずこの方法を採用して欲しいですね。

セキュリティコードの番号は特殊な計算で求めているようですが、詳細不明です。
各自、ネットでお調べください。


■ ICチップ付きクレジットカード

簡単にカード情報を読みとることが出来ないICチップの付いたクレジットカードが増えています。

ただこのICチップ付きのクレジットカードは発行コストが磁気カードに比べ高くなってしまうために、普及が今ひとつです。各店舗にICリーダも必要ですし。

これだとどんなにICチップ付きのクレジットカードが普及しても、磁気ストライプを外すことが出来ないため、スキミング犯罪に合う確率は変わりません。
これでは何のためにICチップを普及させているかわからないので、是非、足並みをそろえてICチップ付きカードの普及を推進してもらいたいと願うばかりです。

ただ、決済時に必要な暗証番号の管理がネックです。
私はJCBカード 3枚、VISAカード 5枚、マスターカード 1枚を有しています(すべてのカードを使っていませんが)ので、すべての暗証番号を覚えるのが大変。暗礁に乗り上げてしまいますhappy01

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コメント

こんにちわ ひで いいます。拝見をさせていただいております。
各社によって、桁が違うのがちょっと気になっていたのですが、構成方法が違ったのですね。多分ISOを読んでも理解できないところを例示で理解できました。ありがとうございました。
また寄せて戴きます。

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