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2012年9月22日 (土)

NHK交響楽団 第1734回定期公演 Cプログラム

NHK交響楽団 第1734回 定期演奏会 Cプログラム2日目
 
日時:2012年9月22日(土) 開演:15:00 終演:16:50
会場:NHKホール
指揮:レナード・スラトキン
コンマス:堀正文
曲目:
① リャードフ/8つのロシア民謡 Op.58
   ~休憩~
② ショスタコーヴィチ/交響曲第7番ハ長調 Op.60 「レニングラード」


N響の2012/13シーズンの幕開けは席替した新しい席。

退職を機に、三十数年間座り慣れた席から、同じCプログラムの2日目に変更したのである。
新しい席は以前の席より10列前方で2席中央より。
広すぎるNHKホールだが、これだけ前だと音響も悪くはない。
席替して正解であった。


① リャードフ/8つのロシア民謡

8曲からなる素朴なロシア民謡の小品集。各曲は1~3分程度の短さで、「スピーチとなんとかは短いほどいい」というお手本。


movie リャードフというと、以前紹介した「おんたま」(音楽の玉手箱)が有名。


② ショスタコーヴィチ/交響曲第7番ハ長調 「レニングラード」

ショスタコーヴィチ(以下「タコ」と略す・・・イカタコ)の7番は5番と並んで人気がある曲だが、なにせ70分を越す大曲なので演奏の機会が少なく、私も生演奏は今回初めて聴く。

第二次世界大戦のさなか、ナチス・ドイツ軍に包囲されたレニングラード(現在のサンクトペテルブルク)市内で作曲された戦争をテーマとした交響曲で、壮大だがスペクタクル映画のテーマ音楽のようであまり深みはない。

第一楽章中盤では、親しみのある「戦争の主題」が小太鼓の戦闘的なリズムとともにクレッシェンドしながら何度も何度も繰り返され、まるで「ボレロ」のようである。タコ自身もそう言われる事を意識したそうであるが。


movie レニングラード 第一楽章 「戦争の主題」抜粋


この「戦争の主題」は、てっきりナチス軍の進撃を表わしたものかと思っていたのだが、スターリンの圧政をあらわしているという説もあり、プログラム解説に書かれていたように「広い意味での非人間体制」という解釈が説得力があると思う。とにかくタコの作品はこのような政治的な解釈をされることが多い。本人はどう思っていたのであろうか。

N響の演奏は、音のバランスがよく大音量でも全くバランスが崩れない。エンディングでの大咆哮も、音の均整さを失わない節度を保ったクライマックスであった。

今日の演奏では小太鼓とファゴット(第一楽章後半のソロ)に座布団進呈。

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