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2012年10月 8日 (月)

バーデン歌劇場~「トスカ」

プッチーニ作曲 歌劇「トスカ」
ウィーンの森 Bühne バーデン市劇場
 
日時: 2012年10月7日(日) 開演:16:00 終演:18:20
会場: 武蔵野市民文化会館大ホール
 
台本: ルイージ・イッリカ/ジュゼッペ・ジャコーザ
演出監督: ルチア・メシュビッツ
指揮: クリスティン・ポーラック
管弦楽: モーツァルティアーデ管弦楽団
 モニカ・レブホルツ(ソプラノ:トスカ)
 ジェイソン・パポヴィッツ(テノール:カヴァラドッシ)
 アンドレイ・ボリセンコ(バリトン:スカルピア男爵)
合唱: バーデン市劇場合唱団
原語(イタリア語)上演、日本語字幕

 

Photo

 

バーデンはウィーンの南25Kmにある温泉保養地。モーツァルトの妻コンスタンツェもここで湯治していた。

毎年この時期に来日し、日本中を駆け抜ける「バーデン市立劇場」の来日公演。 バーデンではオペレッタが主体だが来日公演はオペラ。今年が17年目の来日で東京での公演は武蔵野だけ。
今回の来日で日本公演300回(どの公演かはわからない)とのことで、開演前に演出監督のルチア・メシュビッツの挨拶があった。

「トスカ」は「カルメン」と並んでオペラ入門に最適だろう。
・正味2時間以内と短い→飽きる前に終わる。
・筋が単純、出演者が少ない→痴呆症入門者でも覚えやすい。
・すばらしいアリアが満載→「妙なる調和」、「歌に生き、愛に生き」、「星は光りぬ」。
・劇的な音楽→テ・デウム、殺人の場面、エンディング

「トスカ」の粗筋は各自お調べいただくことにして省略するが、主役の3人が全員死んでしまう(殺人、処刑、自殺)という救いようがない悲劇。

わが生涯でやっと6度目の生オペラ鑑賞である。
席は2階最前列やや右側のゴールデンシート。舞台からはちょっと遠いが、全体が見渡せて対訳モニターも見やすい。
舞台も演出もオーソドックスで、私のようなオペラ初心者でも分かりやすかった。

BS録画しておいた複数の「トスカ」を観て予習しておいたが、声は出ているのだが、演技の迫力とかこまやかさでは見劣りしたのは致し方ないところか。

私が一番好きな場面は、悪党スカルピアが合唱隊と共に歌う1幕〆の「行け、トスカ(テ・デウム)」。
合唱隊は10名ほど(日本人のエキストラなし)しかいなかったが、なかなかのスケールであった。

一流歌劇場ではないとはいえ、4桁で生オペラが観れるのは嬉しい。

◆おまけ

「トスカ」と言えば世紀の歌姫マリア・カラスがすぐ思いだされるが、「トスカ」は激しい愛と悲劇のカラスのはまり役であろう。

movie マリア・カラス 「歌に生き、愛に生き」 1964年。

 

movie 「トスカ」全幕 2011年ロイヤル・オペラ

 BS録画しておいた「トスカ」がYoutubeにあった。高画質でそれも全幕!
 字幕が英語なのが残念。2時間7分あるので、時間があるときにゆっくり観てください

 「行け、トスカ(テ・デウム)」は47:00~51:05。

 

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コメント

6度目なんて、大先輩です。私、まだ4回くらいかも。が、コミックの「プライド」のファンなので、ちょっと耳年増(ま、実物も本当の年増ですが。)で、ストーリーくらいは知っています。「歌に生き恋に生き」だと思っていました。ま、日本人にとって「愛」も「恋」も似たようなものですね。ニシンとマスの違いくらい?思い出しました。5回観てます!あと1回で追いつけますね…。

Yuriさん。

年齢を考えれば、5回は多いですよ。

コミックの「プライド」は知りませんでしたが、「のだめ」のオペラ版のようなものなんですね。勉強になりました。

> 「歌に生き恋に生き」だと思っていました。

ネットによると、
一般には「歌に生き、恋に生き」で知られているが、トスカは「私は歌に生き、神へのamoreに生きてきたのです。」と歌うので、ここでのamoreは「愛」と訳すのが妥当である。
だそうです。
イタリア語には「愛」と「恋」の違いがないんですね。大雑把ですね。

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