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2012年10月29日 (月)

旧岩崎邸庭園

2010年の大河ドラマ「龍馬伝」での香川照之の怪演(岩崎弥太郎役)を見て、いつか行こうと思いながら2年が経ってしまったが、先日(10月27日)のウォーキングの会で立ち寄り、ようやく見ることが出来た。

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■重要文化財 旧岩崎邸庭園 

明治29(1896)年に完成した三菱創始者・岩崎家の本宅。土地は初代・弥太郎が購入したが、現存する洋館、大広間(かつての和館の一部)などは、3代・久弥によってジョサイア・コンドルの設計により建てられた。


正門

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正門からチケット発売所までの道のりが長いこと。
当初の正門はもっと南側にあったのでいかに広大な土地だったかがよくわかる。
 

洋館北側外観
 
シュロの木が植えられており異国情緒たっぷり。

シンガポールのホテルかと見間違う。
 
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木造2階建て地下室付の本格的洋風建物。
17世紀の英国ジャコビアン様式 ルネッサンスやイスラム風のモティーフなどが取り入られている。

内部が公開されているが撮影禁止。
長年の経過によって析出した柱のニス、壁紙(金唐革紙・きんからかわかみ)、天井、床の精緻なタイル、特に洋館1階婦人客室天井のシルクのペルシャ刺繍やイスラム風のアーチなど見応えがあった。
 


・芝生が植えられた広大な庭に面した洋館南側

列柱が並ぶベランダは、よくわからんが一階がトスカナ式、2階はイオニア式だそうだ。

2階ベランダからの庭の眺めも圧巻であるが、ベランダでの撮影も禁止。外部の撮影ならいいではないか!

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・スイスの山小屋を思わせる撞球(どうきゅう)室

洋館から少し離れた所に別棟として建っているコンドル設計の撞球室(ビリヤード場)は、当時の日本では非常に珍しいスイスの山小屋風の造りの木造建築で、洋館から地下道でつながっている(非公開)。


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・側面

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・ダリアが咲いていた

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広大な庭では野外コンサートも開催されている。聴いてみたいものである。

岩崎家はここの他に六義園、清澄庭園も所有しており、いかに大財閥だったのかがわかる。


flair ジャコビアン様式とは

初めて聞いたが、イギリスのジェームズ1世時代(1603~25年)の建築・工芸様式。垂直線を強調した中世ゴシック様式と、古典古代の規則的な構成の装飾表現が混在しており、家具ではオーク材が用いられ、ねじり棒型や丸型の脚が特徴とされる。

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