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2013年5月22日 (水)

スペイン紀行~②セゴビア

スペイン紀行 第2回はセゴビア

2013年5月9日
午前中はマドリードの北西90Kmにある古都セゴビア観光。


マドリード市内の朝の渋滞を抜けて高速道路(AP-6)を順調に北上。

途中、フランコ将軍の霊廟(巨大な十字架)が見えました。

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自由を抑圧した独裁者として知られていますが、スペインから共産主義を排除した、世界大戦にスペインを巻き込まなかった功績も含め、スペインではフランコは意外に「憎まれてはいない様」です。

ここまでは順調でしたが、AP-61への分岐点でセゴビア方面は工事中で通行止め。日本なら事前に通行止めの情報が公開されていますが、スペインでは何の情報もないとか。やはりスペインですわーい(嬉しい顔) 
この先のビジャカスティンで高速を降りて一般道(N-110)でセゴビアに向かったので30分のロス。これが午後の観光に影響を与えました。

◆アルカサル (セゴビア城) 

アルカサルはスペイン語で「城」。「歩かざる」とお思いでしょうが、歩いて行かなければいけません・・・

旧市街の西端、2つの川の間の岩山に建てられている城で、ディズニー映画『白雪姫』の城のモデル。おとぎ話に出てきそうです。

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・城からの風景
 旧市街と反対側はこのような牧歌的風景が続きます。

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セゴビア城はレコンキスタ(再征服)を完成させたイサベル女王縁の城で、彼女はセゴビアでカスティーリャ王としての戴冠を受けました。

・先代王の異母兄エンリケ4世のステンドグラス

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頭には当時モーロ人(英語ではムーア人)の支配下にあったグラナダの象徴「ざくろ」が描かれ、馬の足はモーロ人を踏みにじっていますが、彼にはグラナダを攻略しようと言う意思はなく、若者と芸術を愛したそうです。彼の死後、結局イサベルが王位を継承する事になります。

・ガレー船の間
 奥に見えるのは戴冠を受けるイサベル女王の絵(19世紀)。

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 この絵もそうですが、彼女はどの肖像画を見ても無表情です。

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・玉座
 彼女はアラゴン=カタルーニャ王国の王子フェルナンドと結婚しましたが、王妃ではなくカスティーリャ王として君臨しました。玉座には ”TANTO MONTA"(2人は同等)という言葉が書かれています。彼女の強い意志が伺われます。

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・水道の終端(ローマ水道橋の終点)
 ちょっと見難いですが、中央のレンガ部分(1世紀頃)が水道の終端です。

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◆セゴビア大聖堂 

旧市街マヨール広場にある16世紀から18世紀にかけて建てられたゴシック様式の大聖堂。
古代ローマ時代の水道橋やアルカサルなどの歴史的建造物とともに、1985年「セゴビア旧市街とローマ水道橋」の名で世界遺産(文化遺産)に登録されています。

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◆ローマ水道橋 

ヨーロッパに残るローマ時代の水道橋の中で最も美しいと言われています。

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2万個の石、122の柱、166のアーチ、全長728m、最大の高さ28mでセメントなどの接着剤を一切使わず花崗岩のブロックを積み上げただけ。

15Km先のリオフリオ山脈からアルカサル(前述)まで水を引いています。
1990年まで実際に使われており、今でも水が流せるそうです。
紀元一世紀頃の建造だそうですが、ローマ人の建築技術の高さには驚きます。

・中央部分から上を見上げました。
 2000年間崩れていませんが、今崩れるかもしれないので大急ぎで撮影あせあせ 

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このアーチは木組みを作ってから石を積み、その後木組みを外したそうです。

石に穴が空いていますが、これは石を持ち上げるための穴。

ローマ水道橋の存在感にはただただ驚愕。
今回の旅行では最大の見所でした。

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