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2013年6月17日 (月)

スペイン紀行~⑫グラナダ

スペイン紀行第12回はグラナダ 

5/13 午後 

※地図上で"チャールズ(カルロス)Vの宮殿"のところがアルハンブラ宮殿。なんで"アルハンブラ宮殿"と記載されていないのか? 英語圏向けの地図だから"チャールズVの宮殿"としたのならGoogleに文句を言いたいダッシュ(走り出す様) 


アルハンブラ宮殿とフェネラリーフェ庭園の見学はたったの2時間30分。もっとゆっくり情緒を味わいたかったがツアーでは詮無いこと・・・
敷地内に宿泊したお陰で、朝一番で入場したためあまり混んでいなかったのが救いであるが。

アルハンブラ宮殿のバス駐車場まで歩き、バスでグラナダ市内に下りる。

◆ グラナダ 

13世紀イスラム時代最後のナスル王朝の首都として栄えたグラナダ。
1492年、イスラム最後の拠点グラナダを陥落させたスペインは、イベリア半島からイスラム勢力を一掃した。奇しくも同年、コロンブスはアメリカ大陸に到達し大航海時代のスペインの栄光が始まる。そのなかでイスラム勢最後の砦となったアルハンブラ宮殿は、神秘的な異国情緒と、追われる者の悲哀を感じました。

◆ グラナダ大聖堂 

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グラナダの街の中心に堂々と建つ大聖堂。16世紀から18世紀初めにかけてモスク跡に建てられたスペインで最初のルネサンス様式の大聖堂。ツアーではここには入場しなかったが、いろいろなカテドラルを見たので入場しないのは正解かも。数を見ても特色がないと記憶に残らんわーい(嬉しい顔) 

王室礼拝堂外観

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大聖堂の隣にあり、カトリック両王(イサベラ、フェルナンド)の墓所として、孫にあたるカルロス5世が完成させました。

・礼拝堂入口に飾られている「グラナダ明渡しの図」 ※撮影禁止のためネットより転載

Photo

明治維新の江戸城明け渡し同様、無血開城に立ち会う最後のグラナダ王国君主のアブー・アブドゥッラー・ムハンマド12世(ボアブディル)とレコンキスタを完了させたキリスト教側を描いた絵。

左の黒馬に乗った髯面の男がボアブディル。宮殿の鍵を持っています。右側の白馬に乗り王冠をかぶった女性がイサベル女王。やや左奥にアルハンブラ宮殿が見えます。

ボアブディルは王座についても慈悲深く、いつも憐れみの心を持って治世を行ったために、臣下には非常に愛された王だったようですが、それが結果的には彼の弱点となり、王国を敵に引き渡す運命を背負うことになってしまいます。

グラナダ王国をあとにして町が見えなくなる最後の曲がり角で,ボアブディルは目に涙を浮かべたと言われます。それを眺めた母のアイサクは、冷たく言い放ったそうです。
“女のように泣くがよい、男として自分の王国を守れなかったのだから”
  ---「アルハンブラ物語」より
 

この場所は現在も”モーロ人の最後のため息“と呼ばれていますが、今回のツアーでは通りませんでした。

・王室礼拝堂入口  ※撮影禁止のためネットより借用

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壮麗な鉄格子の中に、大理石彫刻の墓が二対あり

・親子二代の墓  ※撮影禁止のためネットより借用
 手前が親、奥の一段高い墓が子の墓

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イザベルとフェルナンドのカトリック両王と、その娘である狂女王フアナと彼女を狂気に追い込んだ元凶ともされる浮気者の美公フィリップという親子二代の二組の夫婦の墓が並んでいます。
「狂女王フアナ」の絵がプラドにありましたが、イケメンを旦那にもつと嫁さんも大変ですな。その点、私の妻は苦労知らずわーい(嬉しい顔) 

 カトリック両王の2人は戦いで忙しく、すれ違いが多かったそうですが、お互いに異なる方向に顔を向けているのは気のせいでしょうか。
 ※撮影禁止のためネットより借用

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 イサベル女王が望んだ、質素な最初の墓碑とは大違いです。


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遺骸を収めた棺は、狭い階段を下りた地下室にあり、ガラス越しに棺が4つ並んでいるのが見えます。

簡単にでもレコンキスタ、大航海時代辺りのスペインの歴史を調べてから訪ねると、とても興味深い場所になると思います。

◆ アルバイシン地区 

その後、アルバイシン地区を散策。
グラナダ最古の居住区であり、イスラムの影響を今もなおよく残しています。
 
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カルメン 
 ここもカルメン、あちらもカルメン、きっとカルメン

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Carmenという表札の家が多かったので、「カルメン」という姓が多いのかなと思っていましたが・・・
グラナダでは果樹園のある大きな庭をもつ邸宅を「カルメン」といい、表札には「Carmen de (名前)」と書かれています。アラビア語で「ぶどう棚」を意味する「カルム」からきています。
 
家からアルハンブラ宮殿が見えることも、「カルメン」と名乗れる条件の一つだそうです。
 
◆ サン・ニコラス展望台 

昨日、夜景を見た場所。サン・ニコラス教会のすぐ近く。

・フェネラリーフェとシエラ・ネバダ山脈

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・アルハンブラ宮殿

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・グラナダ市内

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走る人散策終了後、バスで市の中心部、プエルタ・リアル(郵便局前)に移動し、解散。自由昼食を含めて2時間の自由時間。

・グラナダ市庁舎
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市庁舎横の細道にレストランが並んでいるというので、道の奥のほうの人が少ないレストラン(へそ曲がりわーい(嬉しい顔))で軽く昼食。オーダー時、英語が全く通じないのには苦労しました。

レストラン 地ビール "アルハンブラ"、付きだし、おつまみ盛り合わせ

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・イサベル女王とコロンブスの像(カテドラルの近くのイサベル・ラ・カトリカ広場)

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コロンブスへの資金援助にはフェルナンド王は反対したといいます。アルハンブラ宮殿を壊さずに残したことといい、女性だから成しえた功績と言っては言いすぎでしょうか?

オバマ大統領夫人お気に入りのアイスクリーム店 los italianos ※写真なし

オバマ大統領夫人がグラナダに来たときに食べて、世界一美味しいアイスクリームだと言ったアイスクリーム店がカテドラルの近くにある、と教えられたので、探して食べました。小さな店なので最初は通り過ぎてしまいました。
何の変哲もない普通のチョコレート・アイスでしたが、日本ではもっと美味しいアイスがたくさんあります。大統領夫人も美味しいものは食べていないんだなあ・・・

16時にパラドールに戻り、夕食は20時から。4時間あります。
 
部屋で小休止の後、在りし日のイスラムの栄光の日々を思いながら、パラドールの庭とアルハンブラ宮殿の無料部分を散策&お土産購入。

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