村上海賊の娘
和田竜著【村上海賊の娘】(上下巻)読了。
和田竜は「のぼうの城」の著者。吉川英治文学新人賞、2014年本屋大賞受賞。
村上海賊の娘・景(きょう:架空の人物)を主人公にした、1576年の毛利方と織田方の「第一次木津川の戦い」の模様を描いた小説で、まるで劇画調の展開は映画にしても見ごたえがあるでしょう。
上下巻で約1000頁ありますが、あっという間に読んでしまいました。
私は小説を読む時は、映画にしたら配役を誰にするかを考えながら読む事が多いのですが、主人公の「景」は "杏" しかいないでしょう。とすると父親の「村上武吉」は "渡辺謙" 。敵役の大男「真鍋七五三兵衛」は "阿部寛" 。とぼけた泉州侍は "鶴瓶"・・・面白そうな映画になること間違えなしです。
この本は図書館で予約してから7か月後に借りられました。現在はなんと975人待ちになっています。
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