美術館・写真展めぐり

2016年4月21日 (木)

カラバッジョ展

久しぶりに美術展に行ってきました。 

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日本初公開となる「バッカス」や「女占い師」など、なかなか充実した内容でした。

白眉は、やはり新発見の「法悦のマグダラのマリア」でしょう。

・パンフレットをスキャン

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2014年に発見された「法悦のマグダラのマリア」。不思議なインパクトがあります。
カラバッジョが不慮の死を遂げた時に持っていた3枚の絵の中の1枚が本作とされており、鑑定の結果、真筆と判定されました。世界初公開。

 

これまた久しぶりに常設展も観賞しました。(特別展のチケットで入場できます)

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一部作品を除き撮影可能なのがうれしいですが、撮影可能だとかえって撮影意欲がわかないのだ←へそまがり(笑)

常設展の新規購入絵画のひとつ。エヴァリスト・バスケニス作《楽器のある静物》
マンドリンの埃がリアルですね。

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世界文化遺産登録間近なので、中庭も覗いて建物も観賞してきました。

普段はカーテンが閉まっているので意識しませんでしたが、中庭があるんですね。(庭には入れません)

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西洋美術館本館は、いたって普通の建物ですが・・・

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世界遺産委員会は、7月にイスタンブールで開催されます。
フランス推薦枠の「ル・コルビュジエの建築作品(国立西洋美術館本館を含む)」は諮問機関のイコモスからは格段の指摘がないので、3度目の挑戦で世界文化遺産登録の可能性が大きいです。

もし登録されれば、東京都は自然遺産(小笠原諸島)と文化遺産の両方を持つ世界で初めての首都になります。

※国立西洋美術館本館の建物自体に価値があるのではなく、ル・コルビュジエの建築作品群として価値があるので、このあたりを誤解されないように。国立西洋美術館本館だけでは世界文化遺産には成り得ません

2015年12月 2日 (水)

プラド美術館展とWHITE KITTE

【プラド美術館展とWHITE KITTE】 

昨日(12/1)は例によってチケットが落ちていたあっかんべーので、三菱一号館美術館でプラド美術館展を見てきました。

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パルマ公妃マルゲリータがお出迎え

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プラドは2年前に行きましたが、現地では超有名作品だけ観たので(おそらく)初見の絵ばかりです。

 

見応えがあるのは、
メングスの「マリア・ルイサ・デ・パルマ」、ボスの「愚者の石の除去」、ムリーリョの「ロザリオの聖母」、ベラスケスの「ヴィラ・メディチの庭園」くらいかな?

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左から「愚者の石の除去」、「マリア・ルイサ・デ・パルマ」、記念撮影用パネル、「ロザリオの聖母」

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小型の作品が多かったのでインパクトはあまりありません。

平日なので絵画密度は2~3人程度。比較的ゆっくり見れましたが、とにかく聖書の話をよく知らないと観ても面白くありません(>_<) 

2016年1月31日まで開催。

最寄りの東京中央郵便局KITTEのアトリウムでは、WHITE KITTEなる白いクリスマスツリーが飾られていました。  

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光の粒が天井から壁面を伝って、雪が舞い散るように降り注ぐライトアッププログラムの時に見てみたいですね。

2015年10月15日 (木)

モネ展

【モネ展】 マルモッタン・モネ美術館所蔵~於:東京都美術館
 

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ふと、冷蔵庫の扉を見ると、「招待券」が。
 
ジヴェルニーやオランジュリー美術館には行ったことがありますが、マルモッタン美術館には行ったことがないので、観賞してきました。

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混んでいるとは思っていましたが、平日の午後なのに入場制限で30分待ち。
 

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目玉の特別展示「印象、日の出」(「印象派」の由来となった絵)の展示が10/18までということもあったのでしょう。日本人の印象派好きがよく分ります。それに暇人(私らを含めて)が多いと言う事も・・・。

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絵画密度は5~30人。
やはり印象に残ったのが「印象、日の出」。
描かれた場所と日時を特定する試みの解説がありましたが、これが一番興味深かった。

「睡蓮」も何作か展示されていましたが、「睡蓮」目当てなら西洋美術館に行ったほうがゆっくり見れてよいです。

晩年のモネの絵は、白内障を患ったこともあり、派手な色使いで抽象画のようでした。3年前に行ったジヴェルニーのモネの庭を思い出しました。

会期は12/13まで。
10/20からは「サン=ラザール駅」が特別展示されます。

2015年10月 3日 (土)

風景画の誕生~ウィーン美術史美術館所蔵

【風景画の誕生~ウィーン美術史美術館所蔵】

渋谷Bunkamura ザ・ミュージアムで観賞してきました。

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タイトルの通り、ウィーン美術史美術館が所蔵している17世紀のフランドルやオランダの絵画を主体に、「風景画」のルーツを辿るというちょっとかわった美術展。

タイミングがよいことに、一週間前にザ・ミュージアムの学芸員がこの美術展の見どころを解説する講座を聞いていたのでより理解が深まりました。

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ただ、名前を知っている画家はブリューゲル(父)だけというちょっと地味な美術展。そのせいなのか平日と言う事もあり、平均絵画密度は0.5(1人で2つの絵を独占できる)。ゆっくり見れました。

あの有名な<楽園図>(今回出品されているのはヒエロニムス・ボスの模倣者作)のモチーフの飾り物が展示(写真)されていたのが御愛嬌でした。

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この美術展で<色彩遠近法>という技法を知ったのが収穫だったかな。

[色彩遠近法]
前景に褐色、中景に緑色、遠景に青色を置き、暖色は前に出て見え、寒色は後退して見えるという色彩と視覚の併用で空間の奥行きを創出する手法。

2015年6月25日 (木)

ボッティチェリとルネサンス展

【ボッティチェリとルネサンス展】 渋谷BUNKAMURA。
 
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ルネサンスの原動力となった金融業(特にメディチ家)の繁栄と、近代に通じるメセナ(芸術文化支援)活動の誕生をボッティチェリを中心として紹介する美術展です。
 
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ボッティチェッリ(工房も含む)の作品が17点も日本で観られるなんて信じ難いことで、そのうち14点は日本初公開。
 
特にウフィツィ美術館所蔵の至宝、横幅5メートルのフレスコ画「受胎告知」に圧倒されました! 現地で「ヴィーナスの誕生」や「プリマヴェーラ」を見たのは覚えていますが、この絵は記憶になし・・・
 
イタリア政府の「門外不出リスト」に登録されている「聖母子と洗礼者聖ヨハネ」は5月6日までの期間限定展示だったので観れなかったのは残念至極。
 
今頃お勧めしても遅いかもしれませんが、絵画好きの人なら「行かなきゃそんそん」。
6/28まで。

2015年4月21日 (火)

マグリット展

4月20日、国立新美術館で、マグリット展を観てきました。

 
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1枚の絵の中に混在する昼と夜、空中に浮遊する紳士。一見、軽妙なポップアートのように見えながら、不思議で不条理な世界を展開するルネ・マグリット。
 
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確かに不思議な絵です。

タイトルと内容が乖離している絵が多いので、なぜこんなタイトルが付いているのかを考えると頭が痛くなってきますが、それが作者の意図でしょう。こういう絵は理屈で考えるとダメ。直感を大切にしなくては。

 

平日なので待ち時間ゼロ。絵画密度も2~3人くらいでゆっくり見れましたが、130点もあるので疲れました。
 

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同時に「ルーブル美術館展」もやっていましたが、チケットが降ってきていないので今回はパス。目玉の「天文学者」は現地でじっくり見たし、行かないかもしれません。

 

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記念に、A4折畳みサイズのクリアフォルダーと「

マグリットのマグネット

」を購入。以前は代表作の絵ハガキを購入していたのですが、最近はマグネットを購入する事が多いです。

 

2015年4月 3日 (金)

庭園美術館と目黒川の花筏

昨年11月にリニューアルオープンした東京都庭園美術館
現在、開館30周年記念展「幻想絶佳:アール・デコと古典主義」展が開催されており、なぜかその招待券が出てきたので昨日(4月2日)見てきました。
 

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美術館の本館、旧朝香宮邸は、日本を代表するアール・デコ建築として知られています。
 

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内部を見るのは2回目。見ているうちに前回見た記憶が蘇ってきました。内部の撮影は一室を除き禁止されているので写真は外観だけです。

・エントランスから額縁撮影

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・正面玄関ガラス・レリーフ扉
 反射してよく分りませんが、ガラス工芸家ルネ・ラリック作

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簡潔な外観、内部もゴテゴテしさがない洗練された美しさがあります。

新館では、アール・デコの画家たちの作品が展示されていました。

・旧館から新館への廊下から

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・新館の売店から旧朝香宮邸の裏側

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アール・デコの絵画はあまり馴染みがありませんが、チケットにもなっているロベール・プゲオンの新古典主義的な絵は興味をそそられました。

まだ庭園には入ることができません。4/25から公開されるそうです。

■目黒川の花筏 

その後、天気が良いので目黒川に足を延ばして桜を観に行きました。

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花筏が美しい

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モーター付きゴムボートが疾走していました。花筏を乱して無粋です。

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今日は花散らしの風が吹いています。
東京の桜も見納めかな?

<トリビア> 
埼玉県に朝霞市がありますが、当市中心部はかつて、膝折村という川越街道の宿場町でした。
1932年(昭和7年)、現在の東京都世田谷区にあった東京ゴルフ倶楽部がここに移転。町制が施行される際、倶楽部の名誉総裁で、当時の皇族であった朝香宮鳩彦王にちなんで、朝霞町と改名されました。この時、朝香という宮号をそのまま使用するのは畏れ多いということで、一字変えて朝霞となったそうです。

2015年3月26日 (木)

世田谷美術館の「東宝スタジオ展」

昨日(3/24)は、映画好きの友人と世田谷美術館で開催中の
「東宝スタジオ展 映画=創造の現場」 
を観賞。

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世田谷美術館は広大な砧(きぬた)公園の中にあり、ユニークな企画を行う事で定評があります。おそらく4回目の訪問。東宝スタジオも砧公園の近くにあります。

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エントランスホールでは東京を破壊中のゴジラがお出迎え。
実際に使用したセットだそうです。
 

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しかしビルの大きさに比して戦車がデカいぞ。

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メインは「ゴジラ」と「七人の侍」に関する貴重な資料の展示で、他の東宝映画に関する展示も充実していますが、資料の展示が多いので博物館的な印象を持ちました。
1時間40分滞在しましたが、じっくり見るとそれでも時間が足りないですね。

いや〜、(昔の)映画ってほんとにいいものですね〜。

昼食は、併設レストラン「ル・ジャルダン」で一番手ごろな(つまり安価な)平日限定ランチコース。

レストランに続く長い廊下

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豆のスープとメイン(ポークソテー)、パンorライス、コーヒーor紅茶。

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在職中は休日にしか行けなかったので、いつも行列しているので入店をあきらめていましたが、今回初めて食べることができました。店名のとおり庭に面しているので気持ちがよいレストランですが、味はフツーかな。

砧公園の桜はまだ蕾でしたが、隣接する大蔵運動公園の桜(品種は?)は見頃でした。

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この後、岡本民家園で珍しい「赤花三椏」(前回の日記)を発見したのです。

2015年3月 9日 (月)

タイ人向けグルメ・ツアー

先日(3月6日)、10年ぶりに日本に観光に来たタイ人(タイの工場で日本語通訳をしていた女性。現在はバンコクの某社で社員教育係)をグルメツアーに連れて行きました。
 
9時に築地のホテルにお出迎え。
まず、築地場内市場の鮨屋でちらし鮨。
人気店は1時間以上待つので、比較的行列が少ない店に並ぶ。外国人多し。
 

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9時20分から並んでお店に入ったのが10時過ぎ。
しかし看板と出てきた丼の差に愕然。
 

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この価格でこの丼(中トロ、ウニ、中オチ丼)ならフツーの鮨屋で食えるぞ。dash
それに行列客を整理する店員の態度が乱暴で怖すぎるpout

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タイ人はズワイ蟹丼を注文したが、こちらは看板に近かったかな(写真なし)。
 
築地場外市場をぶらついて、浅草へ。
買物の後、雷門の前にある台東区立の浅草文化観光センター屋上展望台へ。
 

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なにかと話題になった観光施設だが、8階(無料)からの眺望はすばらしい。
 
仲見世から浅草寺までを上から眺められるのはここだけ。

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スカイツリーやう○こビルも。

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続いて人形町に移動し、人形町今半ですき焼き
浅草今半はお座敷が高いのでsad
 
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2階のお座敷で
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一番お手軽価格のお昼のすき焼き。
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すき焼きは仲居さんが調理してくれるが、調理のスピードと食べるスピードがうまくシンクロしない。鍋奉行の特権を人に渡してはいけない(笑)
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第一便は肉だけ。
これは第二便のお皿。筍や菜の花がおいしい。
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第三便まであって、最終便は玉子丼。お腹いっぱい。
 
ジブリが見たいというので、武蔵小金井の江戸東京たてもの館で開催されている、ジブリ立体建造物展に。
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たてもの館に着いたのが15時50分。3月末までは閉館時間が冬時間の16時30分ということで、大急ぎで観たが、3月は日も長くなっているのだから早くとも17時閉館にしてほしい。お役所仕事はこれだから困る。
 
また都内に戻り、田町のタイ料理店 でタイ料理の晩餐会。
日本人だけだったら注文はしないであろうメニューを注文してくれた。まさにタイの味である。
本場の料理店より美味しいと言ってくれた。
 
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タイ風えび天。衣がカリカリしていて美味しい。
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パクチーなど香味野菜ときのこスープ。タイの味だ!
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築地のホテルに送ってから帰宅。
 
とにかく歩いた(24000歩)が、それ以上に食い過ぎたwobbly

2014年11月18日 (火)

日本国宝展

東博・平成館で開催中の「日本国宝展」を見てきました。
 

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なんと国宝ばかり(当たり前ですが・・・)八十数点が一度に見れるという贅沢な展覧会。

平日にも関わらず20分待ちで、場内は暇な中高年で混雑していました。

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なにしろ国宝なので展示期間が限られているために展示替えが多いですが、幸運なことに今日から12日間だけ、あの金印(漢委奴国王印)が展示されていました。想像していたのよりかなり小型(2.3cm四方)なのには驚きました。

縄文のビーナス、合掌土偶、玉虫厨子、法隆寺四天王立像のうち多聞天と広目天、日本書紀、阿弥陀聖衆来迎図、支倉常長像など超有名国宝が一度に見れたのは目福でした。

本館裏の日本庭園が開放期間中だったので散策してきましたが、紅葉は始まったばかり。
 

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11月末から奈良に行くので絶好の予習が出来ましたが、玉虫厨子や四天王立像などがここにあるということは法隆寺に行っても見れないと言う事か・・・

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